「カウンセリングを受けて意味があるのだろうか?」
「カウンセリングを受けることで何が変わるのか?」
こうした疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
・心の内に閉じ込めていた悩みを吐き出すことで心が軽くなる
・複雑に絡み合っていた思考が整理されてスッキリする
・思考がまとまり、自分が大切にしているものに気づく
など、カウンセリングを受けることの効果は様々です。
しかし、それらの効果を感じてもらえたとしても
相談者様がカウンセリングに満足してもらえるかどうかは別の話だと感じています。
過去に他カウンセラーのカウンセリングを受けられた方からの話で、
「カウンセラーに話を聞いてもらってスッキリはしたけど、結局何の悩みも解決されなかった」
「お金を払ってカウンセリングを利用するくらいなら、仲良い人に相談した方がいい」
と仰っていたのが印象に残っています。
「カウンセリング自体に効果は感じているはずなのに、なぜ満足していないのだろうか」
営業職時代に学んだ言葉を借りるならば、
「お客様の期待値を超えられていない」
これに尽きるのだと思います。
その期待値というのは、お客様の潜在的なニーズまで理解し解決へ導くことだと考えています。
前職(人材紹介業)の実例で申し上げますと、
求職者様から
「仕事が忙しいから、もっと業務量が少ない職場で働きたい」
と言われて言葉通りの求人を提案しても、いまいち良い反応が得られず断られることがありました。
会話を重ねていくと、その求職者様が悩んでいたのは仕事の忙しさというよりも、
現職の人間関係が悪く、やりたくない仕事ばかりどんどん押し付けられる環境に不満を抱いていたことが分かりました。
そこで、「業務量が少ない環境で働きたい」という表層的なニーズだけ見るのではなく、
「やりたくない仕事ばかり押し付ける環境を変えたい」という潜在的なニーズまで理解し叶えることで初めて期待値を超えていけるものだと実感しました。
話が脱線してしまいましたが、
カウンセリングも本質は同じことだと肌で感じております。
「ただカウンセラーに話を聞いてもらいたいのか」
「話を聞いてもらったうえで、悩みを解決する術を知りたいのか」
「悩みを解決するうえで、どんな手法を望んでいるのか」
お会いする相談者様一人一人、カウンセラーに期待するものが違うと思います。
だからこそ、私のカウンセリングでは
目の前の相談者様が何に悩んでいて、何を一番解決していきたいのかを
じっくりと時間をかけて聴き続けることを大切にしています。
潜在的なニーズを理解して、解決に至るまでを責任を持って伴走し、
終了時には「相談してよかった」と心の底から感じてもらえるようなカウンセリングを心がけております。
「色々な悩みは抱えているけれども、何を解決したいのかが分からない」
「解決したいものは明確にあって色々試すけれども、中々解決に至らない」
「カウンセリングにあまり良いイメージが持てなくて、相談しづらい」
などお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
くれたけ心理相談室 心理カウンセラー
鈴木庸佑